髪に優しく、ヘアケアに特化していると人気のヘアアイロン「絹女(きぬじょ)」
この絹女というアイロンは、企画の段階から美容師が制作に関わっていて、今はプロが認めるヘアアイロンとして数々の有名人やミシュランホテルでも採用されています。
今回は、そんな魅力的なヘアアイロン「絹女(きぬじょ)」を全種類解説していきます!
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絹女(きぬじょ)ってどうなの?
現役美容師であるヘアモノ管理人の意見としては『とても良いヘアアイロン』です!
くせ毛の専門家として毎日のように縮毛矯正をサロンワークでしているというちょっと特殊な美容師である僕は、一般的な美容師さんよりもヘアアイロンを触れている時間が段違いで多いです。
そんな僕がお客様に
と聞かれた場合は9割以上この絹女というヘアアイロンをオススメしています。
絹女(きぬじょ)シリーズ通しての主な特徴とは?
数ある絹女シリーズをそれぞれ紹介していく前に、絹女シリーズ通しての特徴を解説していきますね。
絹女がヘアケアに特化しているヘアアイロンと言われる理由は、
- 水蒸気爆発を起こさない「シルクプレート」を搭載
- MAX220℃に達するまで驚異の30秒
- 内蔵精密センサーにより安心の温度制御性能
主にこの3つがラディアントがヘアケアに特化したヘアアイロンだと言われる理由となります。
箇条書きでは分かりにくいので一つずつ解説していきますね。
水蒸気爆発を起こさない「シルクプレート」採用
絹女シリーズは「シルクプレート」という特殊なプレートを採用しています。
このシルクプレートの恩恵をまとめると
- プレートの滑り滑らかで手の負担が少ない
- 髪への物理的なストレスが少ない
- 金属焼け(炭化現象)が起こりにくい
- 毛髪に必要な水分はしっかりキープ
の4つのポイント。
詳しく解説していくと、このシルクプレートはテフロン系のシート加工が施してあり、プレートを髪にスルーさせる際の滑りを格段にアップさせています。
それによって、力を入れなくても髪にしっかり熱を効率的に入れることができ、且つ毛髪にかかる物理的なストレスも軽減。
テフロン加工されたシートにより、プレートの金属表面に直接毛髪が触れないため、毛髪の金属焼け(炭化現象)が少なく、毛髪に大切な水分の蒸発を極限させ、ダメージを大幅に抑えることが出来ます。
実際に、220℃にまで熱している状態に水がすぐに蒸発していかないんです!
不思議ですよね(笑)
通常であれば、熱したフライパンに水を吹きかければ「ジュッ」という音とともに瞬く間に水分が蒸発してしまいますが、絹女のシルクプレートでは水分が水滴となってプレートに乗るだけですぐに蒸発はしません。
とはいえ、高温に高めているプレートには変わりないので、ゆっくりとしたスピードで水が蒸発していく様子が見てとれます。
これによって髪内部の水分を残した状態で髪に熱を加えることができるので、髪自体の負担が軽減し、水分を残した状態を維持できるため、アイロン後も柔らかい質感を保つことができます。
MAX180℃に達するまで驚異の20秒
絹女シリーズは、ヒーター自体が精密センサーとなることで「センサーレス制御機能」を可能にしています。
そうすることで従来のアイロンよりもスピーディーで正確な温度の管理・制御が可能になるため、MAX220℃という高温にもわずか30秒もの時間で到達することができます。
基本的にヘアアイロンを使う場面というのは、朝の身支度の最中などあまり時間に余裕がない場面なのであっという間に温度が上がるのはとても助かりますよね。
内蔵精密センサーにより安心の温度制御性能
絹女はヒーター自体が精密センサーとなっているので、他の一般的なアイロンよりも情報経由が少ないため超高速レスポンスでの温度制御が可能となっています。
その精密センサーの恩恵は
- 設定温度を自動キープしてくれる
- 30分動作がないと自動OFF
の2点。
絹女はプロの美容師さんがサロンワークで使用するように設計されたヘアアイロンが元になので、当然ながらセンサー機能が非常に優秀です。そして、超高速です。
縮毛矯正というくせ毛をストレートヘアにする技術のなかでヘアアイロンでの熱処理というのはとても重要な立ち位置にあり、1℃変われば仕上がりに差が出来てしまうほど繊細は施術。
それと、30分間ヘアアイロンを触らずにいれば、自動で電源をオフにしてくれる機能も備わっています。
ご家庭で使用することを考えると消し忘れの心配がなくなるのかなり安心安全に配慮された嬉しい機能です。
絹女(きぬじょ)の口コミ紹介
良い口コミ
10年以上色々なヘアアイロンを使用してきて、買い換えと同時にネットで評判の絹女を購入してみましたが、違いは歴然。
アイロンをあてて伸ばしている時に髪を引っ張っている感覚が少ない上、1回でしっかりストレートになります。
その上、髪の毛がチリつくことなく艶がでて感動しました。ボブヘアのセットで毛先を内巻きにすることも簡単でした。
髪の痛みを抑えられ仕上がりもとても良いので、価格が高くても納得の値段だと感じます!
以前は美容師さんに勧められたヘアービュー◯ンというのを使っていたのですが、金額が高い割にドンキホーテで買った3000円ぐらいのヘアアイロンと変わりませんでした。
それに比べて絹女は髪もツヤが出てサラサラになって、しかも朝にセットしても夜まで長持ちします。
そして、プレートが特殊なのか髪が多少濡れていてもジュワーってならないで素早くセッティングできるので朝の準備時間の短縮にもなってます。
あと一緒に使ってみないとわからないけどヘアービューロンと左右の髪を比べると絹女の方が明らかにツヤがあって髪に優しそうです。
とにかく今まで使った中では一番良かったです。出来ればもっと早く知りたかったです。
デザインも使いやすく上品でオシャレで素敵です。温度が上がるのも数字で確認できるのでわかりやすいです。
すっと滑らかに本当に絹のように綺麗で柔らかい髪にしてくれます。
アイロンは髪を痛めるイメージだったのですがこれは毎日使いたくなるほど、使う程髪が綺麗になっている気もしてしまいます。値段は張りますがほぼ毎日使う方は買って損なしだと思います!
悪い口コミ
すぐ温度が上がる!!凄い!!
ただ、金額の割に効果はよくわかりません。痛みは最小かなとは思いますが、よくわかりません。
プレート部分が小さく使いにくい。買って後悔しました。値段も高い。
湿気ですぐふにゃるし艶なんかでないし、この金額でこの仕上がりなら前に使った1万のヘアアイロンとそうそう大差ない。買って損した。
悪い口コミはかなり少なく、内容も絹女が良くないと言うよりも求めるものにマッチしていないというリサーチ不足感が否めないですね。
偽物?パクリ?ラディアントというアイロンにそっくり。
ウェブを見ていてもしかしたらお気付きの方もいたかもしれません。
絹女とラディアントというヘアアイロンが異常なまでに似ていることを。。。
というのもラディアントと絹女は姉妹機で、プロがサロンワークで使うヘアアイロンがらラディアント。それをパブリック向けにリプロダクトしたのが絹女なのです。
- プロ仕様のラディアント
- 家庭用の絹女
ということですね!
絹女とラディアンの共通の特徴
28mmと35mmの共通の特徴として以下の二つがあります!
- 可動式クッションプレート採用
- プレート噛み合わせ最強
一つずつ解説していきましょう。
可動式クッションプレート採用
ラディアントはプレートが髪に合わせて適度に傾く仕様になっているため、髪に折れ目が付きにくく、毛先に丸みもつけやすくなっています。
可動すること髪に変な負担がかかることもないので、細かいですが嬉しい仕様ですね。
この画像のような感じでプレート上下ともに可動します。
プレート噛み合わせ最強
絹女とラディアントはストレートアイロン界でも随一の噛み合わせ…!!!
上プレートと下プレートの噛み合わせが良いことで
- ムラなく、スピーディに熱が髪へと伝わる
- テンションやプレスなどを執拗にせずとも熱が伝わる
- テンションやプレス圧など髪にかかるストレスを軽減させる
つまりは効率アップ!髪への負担ダウン!の良いことづくめなわけです。
これはプロが縮毛矯正で使用するという前提で作られているアイロン。
プレートの噛み合わせが悪いストレートが一概に悪いというわけではありませんが、5〜10mm単位の緻密な作業を積み重ねていくツールとしては不適当でしょう。
絹女とラディアントの違い
美容師ではない一般的な使う分には機能的な差はありません。選ぶポイントとなりそうな違いだけをピックアップすると
- 色の違い
- コードの長さの違い
- 耐熱保護シートの有無
の3つのポイントになりますね。
色の違い
パッと見でわかる違いとしては色の違い。
絹女は白を基調としてたデザインになっていて、ラディアントは赤が目を引くデザインになっています。
ラディアントは実はマットブラックもあり、僕は所持しているのですが、それは発売初期だけで今は販売していないので探しても無駄です。笑
パブリック向けの絹女は基本的には女性が使うことを前提としているので、シンプルでおしゃれな感じでいいですね。どんなお部屋のインテリアにも馴染みそう。
毎日使うものだからこそ見た目が良いことって選ぶ上ではかなり重要なポイントですよねぇ〜。
ラディアントは対照的にいかにも業務用感(笑)もっと色のバリエーション出してくれないかな。。。
コードの長さの違い
- 絹女 2.5m
- ラディアント 3.5m
ラディアントはサロンワークで取り回しがしやすいように長めの設定になっています。
お客様の360度アイロンワークする必要があるので、他のヘアアイロンだと延長コードを経由させることが必須だったり、コンセントを差し替えたりする手間がかかってしまうのがラディアントならその手間がありません。
でも、ご家庭で使うにはその長さは取り回しもしづらく、収納面でも圧迫するだけ。それを考慮に入れたそれぞれの長さ設定となっています。
耐熱保護シートの有無
ラディアントはアイロンの側面が肌に接したときのやけど防止用に、耐熱保護シートが付属されています
縮毛矯正をかけるときは、頭皮ギリギリからアイロンで熱を入れる必要があるためです。
ご家庭で使う場合、そこまでする方は少数派だと思うので「根元からしっかり癖を伸ばしたい!」という方は絹女よりラディアントの方が安全かもしれません。
絹女の全ラインナップ
絹女シリーズのストレートアイロンは現段階で4種類のラインアップがあります。
絹女シリーズは、美容師ではない一般的な方が様々な場面で使うことを想定されて作られているので、必ず「私にはコレ!」が見つかるはずです。
絹女〜KINUJO〜
プレート | シルクプレート |
プレートサイズ | 28mm × 100mm |
重さ | 320g |
コードの長さ | 3.5m |
開閉ロック | なし |
温度設定 | 130〜220℃ |
温度調整 | 10段階 |
温度上昇スピード | 180℃まで20秒 |
リアルタイム温度表示 | あり |
海外使用 | 日本国内のみ |
このヘアアイロンがベーシックタイプで姉妹機となる『ラディアント』と同じ型なのもこのタイプ。
なので、僕の1番のおすすめのこのタイプ。他の絹女も全てシルクプレートを採用しているとても良いアイロンですが、このアイロンまでの完成度ではないというのが実際のところ。
シーンを限定すればこのベーシックタイプの絹女よりも使い勝手が良いので、自分にぴったりの絹女を探してみてください!1
- 痒いところに手が届く高性能アイロン
- 絹女シリーズの据え置きアイロンならコレで決まり
KINUJO W
プレート | シルクプレート |
プレートサイズ | 24mm × 900mm |
重さ | 320g |
コードの長さ | 3.5m |
開閉ロック | なし |
温度設定 | 130〜220℃ |
温度調整 | 5段階 |
温度上昇スピード | 180℃まで20秒 |
リアルタイム温度表示 | なし |
海外使用 | 海外兼用 |
ベーシック絹女を海外兼用版にして、一部の機能縮小させて安価にしたモデルです。
絹女と異なる点は
- 本体の形状
- プレートのサイズ
- リアルタイム温度モニターなし
- 温度10℃刻み→20℃刻み
の大まかに4つの変更点。
ここに問題がない、または海外にも持っていきたい方はこちらもモデルでも良いと思います。手に持った感じはやはりベーシックタイプの方が手の馴染みが圧倒的に良いですね。
- 海外でも使用可能!
- 絹女の機能縮小版なので価格も安い
- 耐熱キャップ付きだから冷めるのを待たずにトランクにしまえる
LIP IRON
プレート | シルクプレート |
本体サイズ | 220mm × 35mm |
重さ | 208g |
コードの長さ | USB充電式 |
開閉ロック | 耐熱キャップ付き |
温度設定 | 160〜200℃ |
温度調整 | 5段階 |
リアルタイム温度表示 | なし |
海外使用 | 海外兼用 |
持ち運ぶことを想定されて作られたであろうこのデザイン。
個人的にはデザインそのままでもう少し小型化できれば最高っていう感じですね(笑)
世の中にはコンパクトサイズのヘアアイロンはたくさんあるけど、そこにプラス可愛いデザインってのはあまりなかったのですごく良いです。
コンパクト性のみを追求するなら次に紹介するminiの方が良いけど、プラスデザイン性を求めるならこっち。オフィスに一つ忍ばせて女子力UPさせるのに一役買ってくれるでしょう!
- コンパクトだから持ち運びに便利
- USB充電式なので、コンセントがない場所でも使える
- 耐熱キャップ付きだから冷めるのを待たずにバッグにしまえる
SILK PLATE mini iron
プレート | シルクプレート |
本体サイズ | 18mm × 150mm × 32mm |
プレートサイズ | 13mm × 60mm |
重さ | 82g |
開閉ロック | 耐熱キャップ付き |
温度設定 | 180℃ |
温度調整 | なし |
リアルタイム温度表示 | なし |
海外使用 | 海外兼用 |
コンパクトに振り切ったストレートアイロン。
正直くせ毛を伸ばしたり、髪全体に熱を入れたりなんて使い方には不向きです。
- ショート〜ボブヘアの毛先に。
- アレンジの際の後れ毛に。
- 前髪のスタイリングに。
- メンズヘアのスタイリングに。
この辺が主な使い所になるのではないでしょうか?
- 海外でも使用可能
- コンパクトだから持ち運びに便利
- 耐熱キャップ付きだから冷めるのを待たずにバッグにしまえる
まとめ
パブリック向けに進化を遂げている絹女。
僕のオススメとしてはやはり性能、バランス共に一番良いベーシックな絹女ですね。
他のラインナップも全てシルクプレートを採用しているので、ヘアケア面は視覚なし。
それぞれ使うシーンを限定して作られているプロダクトたちなので、自分がどのような場面でヘアアイロンを使う、もしくは使いたいかを想像ううして買いましょう♪
絹女気になるけど、もうすでにアイロン持っているしなぁという方は、その1本はお家の据え置き用にして持ち運び用かオフィスに置いておける用のコンパクトなヘアアイロンを購入して試してみると良いと思います。
それでは。