髪に優しく、ヘアケアに特化していると人気のヘアアイロン「radiant(ラディアント)」
このラディアントというアイロンは、企画の段階から美容師が制作に関わっていて、今はプロが使うアイロンとして全国でも多くの美容師さんが使用しています。
なかでも、縮毛矯正という高性能なヘアアイロンが必須の技術では、他のヘアアイロンとは一線を画した存在となっていると言って過言ではありません。
今回は、そんな魅力的なヘアアイロン「radiant(ラディアント)」のベーシックモデル28mmと35mmに焦点を当てて解説していきます!
ラディアントの概要を『美容師オススメのヘアケア特化ヘアアイロン「radhiant(ラディアント)」』を読み、すでにご存知の方は以下の目次【3.28mmの詳細スペック】からお読みください。
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radiant(ラディアント)ってどうなの?
現役美容師であるヘアモノ管理人の意見としては『とても良いヘアアイロン』です!
くせ毛の専門家として毎日のように縮毛矯正をサロンワークでしているというちょっと特殊な美容師である僕は、一般的な美容師さんよりもヘアアイロンを触れている時間が段違いで多いです。
そんな僕がお客様に
と聞かれた場合は9割以上このラディアントというヘアアイロンをオススメしています。
縮毛矯正をサロンワークでされている美容師さんは、ラディアントは絶対に買ったほうが良いヘアアイロンですね!
radiant(ラディアント)シリーズ通しての主な特徴とは?
数あるラディアントシリーズをそれぞれ紹介していく前に、ラディアントシリーズ通しての特徴を解説していきますね。
ラディアントがヘアケアに特化しているヘアアイロンと言われる理由は、
- 水蒸気爆発を起こさない「シルクプレート」を搭載
- MAX220℃に達するまで驚異の30秒
- 内蔵精密センサーにより安心の温度制御性能
主にこの3つがラディアントがヘアケアに特化したヘアアイロンだと言われる理由となります。
箇条書きでは分かりにくいので一つずつ解説していきますね。
水蒸気爆発を起こさない「シルクプレート」採用
ラディアントシリーズは「シルクプレート」という特殊なプレートを採用しています。
このシルクプレートの恩恵をまとめると
- プレートの滑り滑らかで手の負担が少ない
- 髪への物理的なストレスが少ない
- 金属焼け(炭化現象)が起こりにくい
- 毛髪に必要な水分はしっかりキープ
の4つのポイント。
詳しく解説していくと、このシルクプレートはテフロン系のシート加工が施してあり、プレートを髪にスルーさせる際の滑りを格段にアップさせています。
それによって、力を入れなくても髪にしっかり熱を効率的に入れることができ、且つ毛髪にかかる物理的なストレスも軽減。
テフロン加工されたシートにより、プレートの金属表面に直接毛髪が触れないため、毛髪の金属焼け(炭化現象)が少なく、毛髪に大切な水分の蒸発を極限させ、ダメージを大幅に抑えることが出来ます。
実際に、220℃にまで熱している状態に水がすぐに蒸発していかないんです!
不思議ですよね(笑)
通常であれば、熱したフライパンに水を吹きかければ「ジュッ」という音とともに瞬く間に水分が蒸発してしまいますが、ラディアントのシルクプレートでは水分が水滴となってプレートに乗るだけですぐに蒸発はしません。
とはいえ、高温に高めているプレートには変わりないので、ゆっくりとしたスピードで水が蒸発していく様子が見てとれます。
これによって髪内部の水分を残した状態で髪に熱を加えることができるので、髪自体の負担が軽減し、水分を残した状態を維持できるため、アイロン後も柔らかい質感を保つことができます。
MAX220℃に達するまで驚異の30秒
ラディアントシリーズは、ヒーター自体が精密センサーとなることで「センサーレス制御機能」を可能にしています。
そうすることで従来のアイロンよりもスピーディーで正確な温度の管理・制御が可能になるため、MAX220℃という高温にもわずか30秒もの時間で到達することができます。
基本的にヘアアイロンを使う場面というのは、朝の身支度の最中などあまり時間に余裕がない場面なのであっという間に温度が上がるのはとても助かりますよね。
内蔵精密センサーにより安心の温度制御性能
ラディアントはヒーター自体が精密センサーとなっているので、他の一般的なアイロンよりも情報経由が少ないため超高速レスポンスでの温度制御が可能となっています。
その精密センサーの恩恵は
- 設定温度を自動キープしてくれる
- 30分動作がないと自動OFF
の2点。
ラディアントはプロの美容師さんがサロンワークで使用するように設計されたヘアアイロンなので、当然ながらセンサー機能が非常に優秀です。そして、超高速です。
縮毛矯正というくせ毛をストレートヘアにする技術のなかでヘアアイロンでの熱処理というのはとても重要な立ち位置にあり、1℃変われば仕上がりに差が出来てしまうほど繊細は施術。
美容師の立場からすれば、その設定温度を精密に、そして高速で制御してくれるラディアントは非常に頼もしい存在なんですよね。
それと、30分間ヘアアイロンを触らずにいれば、自動で電源をオフにしてくれる機能も備わっています。
サロンワークでは特に重要視する事柄ではないですが、ご家庭で使用することを考えると消し忘れの心配がなくなるのかなり安心安全に配慮された嬉しい機能です。
28mmの詳細スペック
採用プレート | シルクプレート28mm |
設定温度 | 130〜220℃ |
温度上昇スピード | 220℃まで30秒 |
重さ | 320g |
コードの長さ | 3.5m |
開閉ロック | なし |
海外での使用 | 不可 |
35mmの詳細スペック
採用プレート | シルクプレート35mm |
設定温度 | 130〜220℃ |
温度上昇スピード | 220℃まで30秒 |
重さ | 320g |
コードの長さ | 3.5m |
開閉ロック | なし |
海外での使用 | 不可 |
28mmと35mmの共通の特徴
28mmと35mmの共通の特徴として以下の二つがあります!
- 可動式クッションプレート採用
- プレート噛み合わせ最強
一つずつ解説していきましょう。
可動式クッションプレート採用
ラディアントはプレートが髪に合わせて適度に傾く仕様になっているため、髪に折れ目が付きにくく、毛先に丸みもつけやすくなっています。
可動すること髪に変な負担がかかることもないので、細かいですが嬉しい仕様ですね。
この画像のような感じでプレート上下ともに可動します。
プレート噛み合わせ最強
ラディアントはストレートアイロン界でも随一の噛み合わせ…!!!
上プレートと下プレートの噛み合わせが良いことで
- ムラなく、スピーディに熱が髪へと伝わる
- テンションやプレスなどを執拗にせずとも熱が伝わる
- テンションやプレス圧など髪にかかるストレスを軽減させる
つまりは効率アップ!髪への負担ダウン!の良いことづくめなわけです。
これはプロが縮毛矯正で使用するという前提で作られているアイロン。
プレートの噛み合わせが悪いストレートが一概に悪いというわけではありませんが、5〜10mm単位の緻密な作業を積み重ねていくツールとしては不適当でしょう。
28mmと35mmの違いとは?
ラディアント28mmと35mmのスペック上の違いはプレート幅でしかありません。で、実際のところもプレート幅の違いでしかないのですが(笑)
しかし、この7mmのプレート幅の違いでそれぞれの用途が変わってきます!
28mmの短所と長所
ますはレギュラータイプ28mmから。
- オールマイティにどんな長さにも対応できる
- 小回りが効くので、細かい髪を拾ったり、丸みもつけやすい
- 熱入れ範囲が多いければ多いほど時間がかかる
35mmの長所と短所
次いでワイドタイプ35mm。
- ロングヘアも短時間で熱入れできる
- 安定感がありストレートスタイリングしやすい
- 縮毛矯正のアイロン時間を短縮できる
- 前髪や、全体的に短い髪などには不向き
- 小回りが効かないので丸みをつけるのが苦
radiant(ラディアント)28mmの口コミ紹介
良い口コミ
その結果、きちんと髪を挟めますし、持ち手も持ちやすいしでめちゃくちゃ良い!
最初からこちらを購入しておけばよかった。。。私のように髪が多い、硬い、という方にオススメです。
写真だけだとプレート部分がザラザラした印象でしたが、ツルッとしていて滑りも良く、
今まで使っていたストレートアイロンも好きだったのですが、より簡単に早くストレートにできるように思います。
温度の上がるスピードが早いのと、30分で自動的に電源が落ちる仕様なので電源つけたままかもしれないと外出先で心配になることもなく嬉しいです。
はじめはちょっと大きいかな?と思いましたが、ちゃんと持ちやすくできています。
サロニアやヘアビューロンなど、安いのから高いのまで使ってきましたが、このラディアントはシルクプレートだからなのか髪が硬くなることも、ゴワゴワすることもなくとても綺麗に仕上がります。
Lilyのくせ毛美容師の方もブログでおっしゃっていたようにしっかり癖を伸ばしたい人にはADSTがいいかもしれませんが、自分のように細く柔らかい髪質の人には、このラディアントがおすすめかも。
個人的には、性能や価格抜きにしてなら、デザインだけでヘアビューロンを選びますが、髪のことや仕上がりを考えたら、ラディアントが一番良いと思います。
確かに初めてラディアント28mmを見たときは「でかっ」と思いましたが、製作段階で美容師の監修が入っているだけあって手の馴染みが良くて扱いのしやすさに驚きます。
サロンワークで縮毛矯正をしていると、30〜60分ほど連続でアイロンワークをすることになるので、ちょっとした扱いのしにくさがネックになるのですが、ラディアントはその辺もしっかり考慮されているアイロンです。
悪い口コミ
早速、試そうとばかりアイロンを取り出すとアイロン部分あたりからカラカラと音がする。。。
使い心地は問題無く、カラカラと音がするだけ。それにしても、温まるの早いアイロンだねえ。
悪い口コミはネット上にもほとんどありませんでした。
上で言われているカラカラ音も元からの仕様となっているため、故障や粗悪品というわけではないのでご安心ください!
もし、ラディアントのこういう部分があまりよくなかったなと思うことがありましたらお聞かせください。
radiant(ラディアント)35mmの口コミ紹介
良い口コミ
想像よりもアイロンが大きくてびっくりしましたが、大きさの割にとても扱いやすくプレート幅が広いおかげで縮毛矯正の時間短縮に貢献してくれているので、美容師である私とお客様どちらの負担も軽くなったのがとても嬉しいです!
ラディアント自体が初で、28mmと迷いましたがアドストも所持しているので35mmにしてみました。
プレート幅が広いため思った以上に時短になるし、仕上がりも柔らかいように感じます。28mmも購入しようと決めました。
美容師さんの口コミに限定してみました!
もうここになるとケースバイケースの状況に合わせて適切な道具を選択できるか、という話になってくるので悪い口コミは割愛します。
ご家庭で使う場合なら28mm一択!
はい、というような感じで『オールマイティな28mmタイプ』と『ザッと広範囲な35mm』という住み分けですね。
ぶっちゃけ美容師ではない一般の方がご家庭で使う場合は28mmを買っておけば間違いないでしょう。
ワンレンロングのストレートヘアをバチっと決めたいくらいな心持ちでなければ35mmは必要ありません!
美容師がサロンワークで使うなら用途に合わせて。
一般の方ではなく、プロの美容師がサロンワークで使う場合はその使用用途に合わせるのが良いでしょう!
ラディアントのストレートアイロンはレギュラー28mmとワイド35mmの2サイズ展開ですが、超メジャーな美容師御用達ストレートアイロンのプレート幅は25mmとラディアントの方が一回り大きい設計になっています。
アドスト慣れしている方は初めはその大きさに戸惑うかもしれませんが、かなり扱いやすい設計になっているのでご安心を。
僕のサロンワークでのレギュラー28mmとワイド35mmの使い分けをご紹介するので参考にしてみてください。
- リタッチ幅10cm以下
- 癖のリッジが強い
- 癖のウェーブ幅が細かい
- 丸みをつけたい場合
- 時短
- 中間〜毛先の既矯正部分へ熱処理
- リタッチ幅10cm以
というような感じに使い分けています。
といっても美容師の皆さんならご存知の通り、マニュアルで収められないのが『髪』なので、その場その場で最適と思うヘアアイロンを使い分けています。
今回紹介したラディアント28mm、35mmは間違いなくメインマシンですが、ラディアントの他のヘアアイロンやアドストも状況に合わせて使用しています。
そのストレートアイロンたちも記事にまとめておくのでもうしばらくお待ちください。
まとめ
はい、どちらも自信を持ってオススメできる良いヘアアイロンです。
美容師でない一般の方なら28mm一択!
美容師さんなら使用用途に合わせてお選びください。というかゆくゆくはどちらも持っておくとケースバイケースで使い分けできるので良いですよ♪
何か分からないことがあればお聞きください。
ちなみこのラディアントには、家庭用にリプロダクトされた「絹女」というヘアアイロンもあり、以下の記事で詳細にまとめているので気になる方はぜひ。